株式会社ミヤコシ（本社：千葉県習志野市、代表取締役社長：宮腰亨 以下ミヤコシ）は、2024年6月20日(木)- 21日(金) の2日間、㈱宮腰デジタルシステムズ（秋田県横手市）において、インクジェット、フレキソ、オフセットの3方式による軟包装印刷の実機デモ見学会を開催します。生産効率の向上と環境対応の両立に向けた印刷ソリューションを提案します。

日本の軟包装市場を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しています。市場の競争激化やコスト高騰、深刻さを増す労働人口の減少や技術継承問題など、従来から指摘されてきた製造業自体の問題に加え、昨今では持続可能な社会の実現に向けリサイクルをはじめとした環境への配慮や、脱溶剤化に代表される労働衛生環境の改善など、新たな問題が急激に注目を集めています。
多様化する市場のパッケージニーズへの対応のためには、小ロット対応を含めた生産体制の適正化と地球環境に配慮した原材料の採用など、まさに持続可能な社会の実現に向けた変化が今後ますます求められていくことでしょう。
このような現代において市場が直面する課題とは「生産効率の向上と環境対応の両立」であるとミヤコシは考えます。
この度の「ミヤコシ 軟包装ソリューション」では、環境負荷を軽減しながらボリュームゾーンに 合わせた生産体制を実現する「水性インクジェット」、「水性フレキソ」、「EBオフセット」の３つの印刷方式を実機にて披露すると同時に、水性インクジェット機と水性フレキソ機については販売開始のアナウンスを行います。
国産印刷機メーカーであるミヤコシならではの「軟包装新時代」のソリューションにご期待ください。皆様のご来場、心よりお待ちいたしております。

主な内容とみどころ

消費者志向の多様化と小中ロットへの対応を実現

水性インクジェットプリンター MJP ADVANCED 30X for Film　★NEW★

パッケージ市場において、消費者志向の多様化と小中ロットへの適応ニーズは以前にも増して顕著化しており、多彩なパッケージ絵柄デザインを活用したマーケティング戦略的価値の追求とそれに対応した機動性が求められています。デジタルプリンターの能力を最大限に発揮するMJP ADVANCED 30X for Filmは、ミヤコシが自信を持って軟包装市場へご提案する新機種です。クラス最高の印刷速度80M/分の他、新機種の特長を実機デモにてご説明いたします。

環境負荷を限りなく減らし幅広い素材で大ロットへの対応を実現

CI型水性フレキソ印刷機 MCI 1000-W　★NEW★

水性フレキソインキに特化した軟包装用フィルム/紙用CI型水性フレキソ印刷機を開発しました。水性インキが樹脂版の上で乾燥してしまう版カラミの課題を解決し満足のいく操作性を目指した、大～中ロットの領域でポテンシャルを発揮する国産最新機種MCI 1000-Wの実機デモをご覧いただきます。

コスト生産性を高めながら小中ロットへの対応を実現

ライン型EBオフセット印刷機 MHL13A-EB

オフセット印刷は高い環境性能を有しながら、版が廉価で小中ロットに適しています。Electron Beam(電子線)を使ったインキ硬化装置とEBオフセットインキを使用したライン型オフセット印刷機MHL13A-EBによる先ラミフィルムの表刷りをご覧いただきます。

見学会概要

名称：ミヤコシ、軟包装ソリューション
期間：2024年6月20日（木） – 21日（金）
第一セッション 13:00～14:30
第二セッション 15:00～16:30
主催：株式会社ミヤコシ
会場：株式会社宮腰デジタルシステムズ 秋田県横手市大雄字高津野 111
申込：事前予約（お申し込みはこちらから）
◎開催資料はこちらからダウンロードいただけます。

開催資料ダウンロード

株式会社ミヤコシ概要

ミヤコシは77年の歴史をもつ、産業用の印刷機やデジタル印刷機、特殊加工機の設計・製造・販売・メンテナンスまでをトータルに提供する機械メーカーです。お客様の喜び・満足を創造する「ものづくり集団」を基本理念に、印刷の未来に新たな1ページを拓く、印刷全方位カンパニーとして、従来の紙メディアにとどまらず、シール・ラベル、カートン、軟包装フィルムなど、様々な基材を対象とした印刷機械にも事業領域を広げています。
会社名：株式会社ミヤコシ
所在地：千葉県習志野市津田沼1-13-5
代表者：代表取締役社長　宮腰　亨

以上