1)デジタル印刷向け加工機
バリアブル加工機 VPR
バリアブル加工機 VPR
ミシン加工されど、ミシン加工。ミシン加工だけで売り上げがある会社もあります。ダイレクトメールの世界は変化を続け、可変印刷が可能なデジタル印刷機の出現により、パーソナライズされたダイレクトメールに加工も可変性を求められるようになりました。しかし、レーザー加工機などでは速度が遅く印刷機に追従が難しいのが現状です。VPRは高速で印刷する印刷機にインラインで追従し、パンチ加工、ミシン目加工することが可能な画期的なバリアブル加工機です。複数の異なるミシンのジョブでも郵便番号でソートができるなど、今まで加工が制限になっていた問題が解決されます。
VPR 導入メリット
- カセットを使用せず各部はサーボモーターにより個別にバリアブル制御。
- 今までは3時間かかっていた準備時間が加工データを呼び出すだけで10分程度で完了
- カセットを使用していないので機外に保管スペースを設ける必要がなく、最小の設置面積で運用が可能
- 重量物は全て機械内部で完結。機外での交換作業の必要性がなく、安全性も抜群
- 加工位置は手動ハンドル(手回し式)と押しボタンで位置調整、簡単にセットアップ可能
- 最新のインクジェット印刷機の160m/minの高速印刷にも追従が可能
- 固定リピート長にとらわれない長尺ジョブにも対応
VPR 特徴
- 加工パターン情報が埋め込まれたデータマトリックスコードを読み込み加工ツールを可変制御。
- 様々なパンチ加工・ミシン加工のパターンに対応し、多彩な製品形態を実現
- ミヤコシ独自の用紙搬送技術とピッチ制御により、バリアブルながら高い加工精度を維持
- 固定リピート長にとらわれない長尺ジョブにも対応
- 要望に応じて印刷機やプリンターとのインライン接続も可能(要協議)
VPR 仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
最大用紙幅 | 520.7mm(20.5”) |
最大加工幅 | 508.0mm(20.0”) |
用紙坪量 | 64 ~ 157gsm |
加工速度 | 160m/min (固定ミシン加工)、80m/min (バリアブルミシン加工) |
加工天地長 | 4~24″ |
折サイズ | 天地7″~18″ / 左右7″~20″ |
最大用紙巻径 | 1,270mm (50″) |
電圧 | 三相200V |
全体図
*全体図はバリアブルシートカット、シートスタッカー部が搭載されたイメージ図です。