株式会社ミヤコシ（本社：千葉県習志野市、代表取締役社長：宮腰亨 以下ミヤコシ）は、2024年10月23日(水)- 25日(金) までの3日間、東京ビッグサイト（東京都江東区）において開催される「TOKYO PACK 2024(2024東京国際包装展)」に出展し、生産効率の向上と環境対応の両立に向けた印刷ソリューションを提案します。

近年、日本の軟包装市場は、競争の激化、コストの高騰、人手不足、技術継承といった問題に加え、環境負荷の低減や労働環境の改善が強く求められる状況にあります。

このような市場環境の変化に対応するため、ミヤコシは「軟包装新時代」をテーマに、環境負荷を低減し、柔軟な生産体制を実現する、「水性インクジェット」、「水性フレキソ」、「EBオフセット」の3つの印刷方式を提案します。また、印刷方式の特性や価値を、コンバーターの皆様だけでなく、ブランドオーナーやデザイナーなど、業界全体に広く理解していただくことで、パッケージを活用した新たなビジネス戦略を共同で創出できる環境づくりを目指してまいります。

TOKYO PACK 2024では、「軟包装新時代」のさらなる深化として“CREATE with PASSION”をキーワードに、印刷サンプル、動画、パネル展示を通じ、これらの印刷方式がもたらす戦略的な価値を深掘りいたします。

ミヤコシは、お客様のビジネス戦略に最適な印刷方式の選択をサポートし、柔軟な生産体制の構築を支援することで、競争力強化に貢献します。皆様のミヤコシブースへのご来場を心よりお待ちしております。

主な出展内容とみどころ

多様な消費者ニーズに対応し効率的に小中ロット対応を実現
水性インクジェットプリンター MJP ADVANCED 30X for FILM

消費者ニーズの多様化により小ロット生産への対応が強く求められる現在、ADVANCED 30Xは、毎分80メートルの高速印刷と安定した品質を両立した、国内外で設置実績を拡大する唯一の軟包装用水性インクジェットプリンターです。
デジタル技術と安全な水性インクを組み合わせることで、オペレーター不足の解消や損紙の削減に貢献し、特にグラビア印刷機では非効率であった小ロットから中ロット領域までを優れた生産性で効率的にカバーします。

環境負荷を限りなく減らし幅広い素材で大ロットへの対応を実現
CI型水性フレキソ印刷機 MCI 1000-W

海外では多く使われているCI型フレキソ機は、その多くが油性インキをベースに設計されております。ミヤコシは日本特有の水性フレキソインキに特化したCI型水性フレキソ印刷機を開発しました。
水性インキが樹脂版の上で乾燥してしまう版カラミの課題を解決し満足のいく操作性を目指した、中～大ロットの領域でポテンシャルを発揮する国産最新機種MCI 1000-Wをご紹介します。

コスト生産性を高めながら小中ロットへの対応を実現
ライン型EBオフセット印刷機 MHL18-EB/MLP18-EB

オフセット印刷は高い環境性能を有しながら、版が廉価で小中ロットに適しており、EBオフセットインキはフィルム基材へのインキ密着性に優れていることから、用途汎用性にもポテンシャルがあります。
Electron Beam(電子線)を使ったインキ硬化装置とEBオフセットインキを使用した参考用途例を解説いたします。

展示会概要

名称：TOKYO PACK 2024 （2024東京国際包装展）
会期：2024年10月23日（水） – 25日（金）10:00 – 17:00
会場：東京ビッグサイト 東展示棟（〒135-0063 東京都江東区有明3-10-1） ミヤコシブース：東ホール、小間番号3S19
主催：公益社団法人日本包装技術協会
URL：https://www.tokyo-pack.jp/

以上