ものづくりに携わる喜び
若手社員インタビュー

ニーズをつかみ、社会に求められる製品を開発する開発職。これからのビジネス創出や技術発展を法律的側面から守り、育む特許・知財職。お客さまの窓口として、常にお客さまの価値最大化のための提案を行う営業職。お客様のビジネスをハードウェアの側面からサポートするメンテナンスサービス職。それぞれに日々活躍する社員の姿を紹介します。

営業職:「やっぱりミヤコシの機械はいいな」と言ってもらえた時が一番うれしい!
保守メンテナンスサービス職:お客様から信頼されるサービスマンになりたい!
設計開発職:経験を積み、より良いものをつくっていきたい!
特許知財管理職:技術の本質をつかみ、有益な権利となるような提案をしたい!

 

営業職 「やっぱりミヤコシの機械はいいな」と言ってもらえた時が一番うれしい!


営業本部 国内事業部 東日本営業部
わたしは2009年に新卒でミヤコシに入社しました。
ミヤコシの機械はすべてオーダーメイドです。お客様側から「こんなことができる機械が作れないか?」と相談をいただくこともあるのですが、逆にこちらから「当社の機械でしたらこんなことができます!」と提案することもあります。
それにはお客様のもとを訪ねコミュニケーションを取る中で、先方がどのようなお困りごとを抱えているのか、どうすれば効率化や利益増に貢献できるか、あるいは当社の技術で何ができるのか(自社製で対応する機械がなければほかの機械メーカーから調達します)を知っておかなくてはなりません。専門的な知識は営業を技術面でサポートしてくれる営業技術部の人たちの力を借ります。
機械の設計や製造にあたっては、お客様の要望を各部署に伝えながら、一つのチームとして作り上げていきます。そのためか、職場は非常に風通しがいいですし、上司にも何でも相談できる環境にあります。そうして完成した機械を納入する日は感慨もひとしおなのですが、本当に大切なのはここからです。実際に使っていただき故障なく1年くらいが経過して、お客様から「やっぱりミヤコシの機械はいいな」と言ってもらえたときが一番嬉しい瞬間です。

保守メンテナンスサービス職:お客様から信頼されるサービスマンになりたい!


ソリューションサービス本部 東日本サービス部 サービス4課
私は2017年に新卒でミヤコシに入社しました。
ソリューションサービスの仕事は、主に印刷機や加工機の修理・メンテナンスですが、それ以外にもお客様の工場内や別の工場に印刷機を移設する工事や、新しいユニットや機能を増設する工事、製造中止になった電装部品を現行品に更新する工事なども行っています。
ミヤコシの機械はオーダーメイドなのでお客様の要望を取り入れやすい半面、機械の仕様が個々に違うので、難しい内容の工事もあります。
自分ではわからない内容の修理では、上司や先輩からアドバイスを貰ったり、一緒に出向先で教えてもらいながら作業したりしています。秋田の工場や他の営業所のサービスの方達とも一緒に仕事をすることもあるので、困ったことがあるといろんな方が力になってくれます。
ミヤコシの強みは70年以上の歴史の中で築いてきたお客様との信頼関係だと思います。
サービスは現場の方と直接お会いする仕事なので、機械の使いにくいところや不具合について相談されたときにすぐ解決策を答えることが出来ます。少しずつ一人で仕事をこなすようになった今、こうやって上司や先輩たちはお客様に顔と名前を覚えてもらい、信頼されるようになったのだと感じています。まだ一人で任される仕事は少ないですが、知識・技術を習得してお客様から信頼されるサービスマンになりたいです。

設計開発職:経験を積み、より良いものをつくっていきたい!


企画開発本部 POD開発事業部 機器開発部1課
私は2015年に新卒でミヤコシに入社しました。
興味があった印刷業界と大学で専攻していた機械系の仕事を探していたときにミヤコシを見つけて、大学で得たスキルを生かして仕事ができると思ったので、入社を決めました。現在の主な仕事は、印刷機の設計や改造、取り扱い説明書の作成などです。過去の機械を基にしながら、組立図や部品図を作成しています。
ミヤコシの強みは、オーダーメイドで顧客の要望に合わせた製品づくりが可能であることだと思います。紙だけでなく、布や資材用の印刷機を開発するなど、市場での新規性や希少性にも目を向けています。その為、仕事をするなかで初めて知ることの方が多いのですが、わからない事があれば上司や先輩に教えてもらいながら仕事を進めていくので、一人で抱え込むことは少ないです。
ミヤコシは独自のブランドだけでなく、他の国内外のメーカー向けにも開発をしているので、それぞれの機械を把握して対応しなければならない点は大変に感じます。
しかし、展示会の場でたくさんのお客さんに注目されている機械を目にした時は、あの機械に自分が携わっているのだと思うと喜ばしい気持ちになります。
ミヤコシはフィルムや布といった紙以外の市場にも参入して、これから更に新しい技術開発に取り組んでいきます。私自身もコスト・操作性・デザインとそれぞれを考慮して設計していけたらと思います。様々な機械に携わり経験を積み、より良いものをつくっていきたいです。

特許知財管理職:技術の本質をつかみ、有益な権利となるような提案をしたい!


特許・知財管理室
私は2017年に新卒でミヤコシに入社しました。
知的財産に関わる仕事に就きたく知財法の勉強をしていたところ、メーカーの知財部門に新卒の募集があることを知ってミヤコシを受けました。元々技術系の出身ではないですし、勉強していたのは法律だけだったので、機械を理解するのは難しく、入社当初は特許文献を読むことも難しい状態でした。ですが、上司や先輩、開発部の方たちに質問や相談をすると実際の機械を見せてくれて、わかるまで教えてもらえるので、少しずつ出来ること・わかることが増えています。
発明を権利化するまでには様々なステップを踏みます。先行技術文献の調査、出願を依頼する特許事務所向けに発明の説明文章の作成、特許事務所が作成した明細書の確認、拒絶理由通知に対する応答案の検討などです。技術系のバックグラウンドがある方に比べると時間はかかってしまいますが、毎日大量の文献を見たり、文章を作成したりするなかで、だんだん知識も増えて効率よく仕事が出来るようになりました。
技術の理解はまだまだ浅いですが、調査で文献を見落とさないためにも、技術の“本質”をつかめるようになりたいです。特許出願から権利化までは、発明者と特許事務所の間に立つような立場になり、発明の趣旨や意図を正確に特許事務所へ伝えなければなりません。精度の高い特許調査を行ったり、会社にとって有益な権利となるような提案をしたりするためにも、機械についての知見を更に深めていきたいです。

ものづくりに携わる喜び
管理職社員インタビュー

ミヤコシの管理職として働く社員の、仕事内容や働きがい、今後のビジョンなどを紹介します。

営業職:既にある製品を販売するのではなく、お客様の要望を具現化することが私たちの仕事
保守メンテナンスサービス職:購入いただいたお客様からの期待・信頼に応える

設計開発職:開発は試行錯誤の繰り返し。大小関わらず日々業務を遂行し少しずつ前に
 

 

既にある製品を販売するのではなく、お客様の要望を具現化することが私たちの仕事


営業本部 西日本営業部 部長 藤谷慎

Q. 現在のポジションと仕事内容について教えてください

東日本、中部、西日本と3つにエリア分けされた国内営業部門の西日本営業部長を務めております。
ミヤコシは様々な印刷産業に向けたモノづくりを実践していますが、私共の部門ではその中でも、ビジネスフォーム印刷やデータプリントの業界 シールラベル印刷の業界、パッケージ印刷の業界を主軸に営業活動をしております。
私自身もプレーイングマネージャーとして直接お客様先に訪問する営業活動を行いながら、課員が営業活動しやすくなるように社内外の調整をしたり、各エリアマネージャーと定期的にミーティングを行ったりして、マーケットへの仕掛け作りをしています。

Q.ミヤコシの強みを教えてください。

ミヤコシは、100%オーダーメイドで機械を設計・製造・販売している会社です。
お客様に契約を結んでいただくまでに、詳細に機械仕様の打ち合わせをさせていただきますが、難易度の高い技術要望も多々あります。この要望に対して簡単に「NO」とは言わないのがミヤコシ流です。
何とかお客様の要望に応えられる方法は無いかと、設計部門とも打ち合わせを何回も重ねています。設計や工場の方たちには毎度大変な思いをさせてしまっているかもしれませんが、営業と同じようにお客様の声をとても大切にしてくれて心強い限りです。
“お客様の為に”という考えをミヤコシグループとしてしっかり共有できていることがミヤコシの強みだと思います。
 

Q. 働きがい、喜び、大変さ、また管理職として心掛けていることなどについて教えてください

既にある製品を販売するのではなく、お客様の要望を具現化することが私たちの仕事ですから、それを達成できたときが最大の喜びで、働きがいも感じています。但し、具現化するまでに時間がかかってしまう事が多く、高いモチベーションを維持するのに苦労します。高額な機械を購入するのですから、当然お客様にもターゲットとしている仕事や運用プランが必要です。この点を私たちもお客様と一緒に練っていくわけですから、短期間で受注に結び付くケースは決して多くありません。
私自身にも言えることですが、課員にも粘り強くモチベーションを高く維持させるために、しっかりとフォローすることも私の仕事の一部だと考えております。

Q.今後のビジョンについて教えてください。


ミヤコシは紙に限らず、フィルム(軟包装)や布、建材といった、衣食住の分野に向けても開発を進めています。数ある印刷機メーカーの中でこれだけ開発領域が広いミヤコシは、かなりレアな存在だと言えると思います。
地図に残るような仕事ではありませんが、我々が日々生活する中で、目にする印刷物や加工品が実はミヤコシの機械で作られていた、そんな製品をもっともっと増やしていきたいと思っています。

Q.こういう人と一緒に働きたい

明確なビジョンを持ち、目標を達成する為に、自身で考え行動出来る人と働きたいと思います。

ミヤコシのメンテナンス技術も評価して機械を購入いただいたお客様からの期待・信頼に応える


ソリューションサービス本部 東日本サービス部 部長 渡辺健夫

Q.現在のポジションと仕事内容について教えてください。

私が所属するソリューションサービス本部では、印刷機をはじめ、現在注目を浴びている「紙ストロー加工機、袋加工機」などを含む用紙加工機、高速インクジェットプリンターなどの保守メンテナンス・開発補助などを担当しております。
国内だけでなく海外でもミヤコシの機械は稼働していて、その種類も豊富にあるので、サービス部門もデジタル、アナログ、更に機械、電気と担当を分けて、総勢50人以上の組織体制で、ユーザー様のサポートにあたっています。
私自身は新任の部長として、まだまだ課員をフォロー出来ていませんが、フィールドで活躍して貰っている技術者からの技術的な問題などの報告を受けて、製造・開発セクションとの連携を取りながら問題解決にあたっています。

Q.ミヤコシの社員として自信としていることを教えてください。

オーダーメイドであり、ユーザー様毎に合わせた仕様の機械を製造・販売している会社であり、1台でも同じ機械がないというくらいです。その中で、どうやって問題を解決していくか、夜遅くなる日や、機械が直らず帰れない日など辛いときもありますが、応用力を養わせて頂き数々の経験を積ませて頂いたので、インクジェット機については誰よりも問題を解決出来ると思っています。
他にも長年にわたって印刷機や用紙加工機のメンテナンスに携わってきて、私以上に知識・経験のある社員もたくさんいます。機械の種類が非常に多いので、各々得意分野は異なりますが、総合的に見てミヤコシのメンテナンス技術には自信を持っています。

Q.働きがい、喜び、大変さ、また管理職として心掛けていることなどについて教えてください

 現場に出れば、直らない限り帰れないという緊張感がある一方で、自分のやり方で問題の確認から解決までを決めることが出来、機械が直ったときには充実感があります。お客様より感謝されたときなど非常にうれしく「苦労した甲斐があったな」と思えます。
現在は管理職として、課員の安全、健康を留意しながら、同じように充実感と達成感を味わってほしいと常に思っています。また、機械の性能や価格だけでなく、ミヤコシのメンテナンス技術も評価して機械を購入いただいたお客様からの期待・信頼に応えるため、しっかりと責任感も植え付けていきたいと考えています。

Q.今後のビジョンについて教えてください。


今後、世の中はますますデジタル化が進んでいくとは思いますが、市場がどのようなものを望んでいくか、予想もつかないような状態です。これからミヤコシが開発していく機械はいろんなニーズを反映して変化していくと思いますが、私たちリューションサービス部もその変化に対応していかなくてはいけないと思います。アナログ的な技術を残しつつ、新しいものに常に挑戦していけるような部署であってほしい、していきたいと考えています。

Q.こういう人と一緒に働きたい

 追及心があり何に対しても興味をもち率先して動くことができ、仲間が困っているときは、手を差し伸べることができる方と共に働きたいと思います。

開発は試行錯誤の繰り返し。大小関わらず日々業務を遂行し、少しずつ前に進めていく


企画開発本部 POD開発事業部 副事業部長 板橋渡

Q.現在のポジションと仕事内容について教えてください

ミヤコシでは、版を使ったアナログ印刷機とデータを出力するデジタル印刷機を造っていますが、私はデジタル印刷機の開発部門、具体的にはインクジェットプリンターの設計開発に携わり、各業務の計画、工程管理、他部門との調整などを行っています。
設計開発部門は「開発」と「設計」2つの業務があります。開発業務については、今後の市場導入を想定して開発コンセプトを考案し、新しい装置の実現に必要な構造検討、それに基づく試作機の製造と検証までを行います。
設計業務については、購入をご検討いただいているお客様と打ち合わせを行い、装置の仕様作成と実際の設計までを行う作業です。
ミヤコシの機械は自社ブランドだけでなく、大手プリンターメーカーへのOEM等、幅広く展開しているので、いくつかの開発案件、設計案件を同時進行で進めています。

Q.ミヤコシの社員として自信としていること教えてください

ミヤコシでは、小さい部品から印刷機としての完成品に至るまでを自社設計、自社製造しているので開発スピードの速さや開発の柔軟さをお客様やOEMパートナーさんから評価いただいています。開発要素の高い装置は一度でうまく行くことは滅多にありませんが、大切なのはあきらめずに装置の完成に向けて試行錯誤を繰り返すことです。お客様が欲しいという機械を一点一点造る、それがミヤコシのDNAですので、その経験と実績の積み重ねが今では自信になっています。

Q. 働きがい、喜び、大変さ、また管理職として心掛けていることなどについて教えてください

開発は試行錯誤の繰り返しです。大小関わらず日々業務を遂行し、少しずつ前に進めていくことが大切だと考えています。ですが実際は、途中で内容が変更になることもありますので、その時の軌道修正は大変です。私自身は機械設計の担当ですが、制御系の担当や、他の業務を担当する部門とも協力して進めなければなりません。管理職は、部下だけでなく他部門にも作業を依頼する立場であるため、お互いが気持ちよく仕事ができるよう、相手を理解することを心掛けています。
そうやって色々なハードルを乗り越え、無事お客様に納品できたときや、展示会等で多くのお客様に機械を見ていただけたときはとても嬉しいです。

Q.今後のビジョンについて教えてください


デジタル印刷市場はまだまだ発展する可能性があり、国内外の様々なメーカーが競い合っていますので、設計開発部門は会社の将来に大きく影響を与える部門であると自覚しています。自社の技術開発を推し進めることはもちろんですが、パートナー企業との協力関係も活かして、最新技術をタイムリーに市場導入し、会社の発展に寄与する、そんな設計開発部門にしたいと考えています。
私自身も、市場動向を理解し、どのような装置を開発すべきか考えることができる開発者になりたいと考えています。

Q.こういう人と一緒に働きたい

「まずはやってみる」という風に、仕事に対して積極的な姿勢を持っている方、結果に対する原因をしっかり考えることができる方を歓迎します。
設計開発の仕事は独り善がりで進められるものではありません。色々な人達の観点や視点から新しい開発が生まれると思いますので、わからないことは素直に聞いて、周りを頼ることができる人と一緒に働きたいと思います。

求める人材

よりよい未来を築くために

ミヤコシでは、Unlock the Potential(ミヤコシグループ一丸で印刷の可能性を解き放つ)をテーマに、よりよい未来を築くために挑み続ける、強い想いを持った方を歓迎します。

ミヤコシが「永続する企業」となる為に求める人材像

【チャレンジ】
失敗を恐れず、新しい事に積極的に挑戦する姿勢
【柔軟性】
既存の知識・経験から脱却し、過去の成功事例にとらわれることなく、新たな視点・感性で仕事に取り組む
【自立性】
自ら考え、主体的に考働する

チャレンジ

ミヤコシは、紙だけでなく、フィルム、ラベル、テキスタイル(布)、建材といった様々なメディアへの印刷機械にも事業領域を広げ、印刷業界のリーディングカンパニーとして地位を確立することを目指しています。これはミヤコシにとってのチャレンジであり、社員の皆さん一人ひとりが新しいことにチャレンジする意識が重要です。

柔軟性

新しい市場の開拓は決して簡単ではありません。市場や時代のニーズが異なれば、これまでの常識は一切通用しません。過去の成功事例にとらわれない柔軟な感性や視点、発想が必要となります。

自立性

ミヤコシのDNAは「お客様の喜び・満足を創造するオーダーメイドのモノづくり」です。オーダーメイドだからといってお客様の要望に“受け身”になるのではなく、お客様にとって何がベストかを自ら考え、主体的に孝動することが大切です。