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事例紹介

CASE STUDY

軟包装・紙器パッケージ

株式会社マエダシールのMSB22B導入戦略

お客様:株式会社マエダシール

機種:製袋機用インライン自動集積・結束装置

キーワード:軟包装・パッケージ関連

MSB22B PV

業界を取巻く動向とニーズ

世間では人材確保の手段として、外国人労働者を活用する事も重要であったが、今後は制度変更により、外国人技能実習生制度が特定技能制度に統合される流れが予定されており、また2022年10月より社会保険の適用拡大等、ますます雇用に関するハードルは上がっている。受注内容の面ではロットがどんどん短くなってきている中で、コンバーティングの要である製袋もその波を受け、ジョブ単位のコストがアップしてしまう傾向がある、従って、前取りを自動化することによって、コストを下げるのが一番効果的と踏んだ。 前取りに人が集らないので、コロナ対策にもなる。

現場での課題点は?

製品の多様化に伴い、「前取りさん」が必須となってきているが、一人前になるには軽く2年以上の時間を要し、稼働時間や熟練者の人材確保に苦労している。効率化を図るためにも常日頃から、省人化省力化できるシステムを探していた。

ミヤコシのMSBを導入した理由

他メーカーも手探りで開発を進めている中、ミヤコシ実績が多い事と製袋機の能力に追従してしっかりと安定して動いており、また、揃えも綺麗、サイズ交換も迅速に行える設計になっていて、製袋作業を邪魔しない、オペレーションもシンプルで扱い易いと現場サイドも安心して作業できる。と判断した。また、将来的に隣り合わせのラインに連結する事により、1人で3ラインを管理する等、更に省人化を図れると考えており、早い段階でシステム構築と実績を積む為に決断した。

今後ミヤコシに期待する事

ミヤコシはビジネスフォーム印刷機と加工機をメイン機種としているが、それ以外にも、シールラベル業界、包装業界へも広く機械を導入しており、それに伴い、全国各地にメンテナンス拠点を保持している。機械が動かなくなってしまう事は多々ある中で、メンテナンス拠点が近くにあるのは心強い。また、今回のMSB22Bに限らず、その先のラッピング、箱詰め工程までを将来自動化する事も期待している。

今後目指す方向性は

株式会社マエダシール様は、成長目まぐるしい製袋専業者で、クライアントからの難しいオーダーも断る事なく真摯に取り組む事で、業界からも“業界の駆け込み寺”と称されている。今回のシステム導入には、軟X線検査装置を業界で初めて採用し、“検査”も省人化させる事を目指している。新技術導入にも貪欲な新鋭企業である。

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※本ページに掲載されている情報は、2022年10月現在のものです。

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